多様化する葬儀・告別式と合同葬に関して
人生の最期をどう締め括るかは、とても大切な問題ではないでしょうか。葬儀・告別式の形は多様化していて、様々なプランが登場しています。変わったところでは樹木葬や宇宙葬が有名ですし、近年は合同葬が人気を集めているようです。
合同葬が人気を集める背景としては、少子高齢化と核家族化があるようです。ただ、当たり前ですが故人は葬儀・告別式をプロデュースすることが出来ません。遺された遺族が路頭に迷わないように、エンディングノートを記しておくべきではないでしょうか。
エンディングノートの存在は、ここ数年で注目が集まっています。葬儀・告別式の形式や参列者、散骨の有無など様々なことを記しておくことが出来ます。遺産分割をあらかじめ決めておくことで、無用なトラブルを防ぐ効果もあるようです。
元気なうちに書いておくことを推奨します。
意外と知らない合同葬のポイント
合同葬とは、故人が勤めていた団体や機関とご遺族が共同で行う葬儀の事を指します。社葬の一種として扱われることが多く、企業の創立者や社長などが亡くなった場合には、その企業が主体となり葬儀を執り行います。ですが、一方でご遺族が行えるものとは別と考えますので、ご遺族はご遺族で別途で葬儀を行う必要があります。
また、それ以外にも、大きな災害で多数の死者が出た場合、残されたご家族も被災者である場合には、喪家単位では行えないという事で、合同葬を行う事もあります。どちらも同じ言葉になりますので、よく理解をしておきましょう。
社葬の一種で行う場合には、故人が亡くなられてからの準備の期間が限られていますので、その中で早くご遺族と話し合い、関連企業などの連絡も素早く行わなくてはいけません。準備には細心の注意を払う必要がありますので、十分に気を付けましょう。